能登半島地震の災害関連死 石川県で100人超に
能登半島地震の災害関連死として、石川県内で新たに21人が審査会で認定を受けました。これで、県内で災害関連死と認められた人の数はあわせて100人を超えました。
石川県によりますと、災害弔慰金の認定審査会が30日に開かれ、新たに21人が災害関連死の認定を受けました。
内訳は珠洲市で8人、能登町で7人、七尾市で6人で、自宅が停電になり、酸素吸入ができなくなった例などがあったということです。
一方、継続審査となっていた珠洲市の1人については、初めて不認定となりました。
地震発生後、まもなく死亡した高齢者で、地震との因果関係はないと判断したということです。
審査会が石川県内の災害関連死として認定したのは、これで110人に。
今後、各市や町で正式に認定されれば、能登半島地震の犠牲者は直接死と合わせて339人に上る見通しです。