皇后さま「御養蚕始の儀」に ことしも皇居での養蚕始まる 天皇陛下と愛子さまも一緒に「御給桑」や「山つけ」を…
皇后さまは8日午前、皇居にある紅葉山御養蚕所で「御養蚕始の儀」にのぞまれました。
皇居での養蚕は、明治以降、歴代皇后に受け継がれてきたもので、ことしも皇后さまによる養蚕がスタートしました。
8日の映像は公開されていませんが、「御養蚕始の儀」のあと、天皇陛下と愛子さまが紅葉山御養蚕所に行き、蚕にえさとなる桑を与える「御給桑」や野生種の「天蚕」の卵をクヌギの枝につける「山つけ」を一緒にされたということです。
今後、皇后さまは、繭の収穫など、一連の養蚕の作業に取り組まれることになります。
育てられる蚕は、純国産の「小石丸」「白繭」「黄繭」「天蚕」の4種類で、主任と助手1人の2人体制にし、感染防止対策を十分に考慮した上で作業を行うということです。
去年は赤坂御用地から皇居に引っ越して初めて迎える養蚕で、天皇陛下や長女の愛子さまも紅葉山御養蚕所を訪れ、皇后さまの作業を一緒にされる様子の写真が公開されました。