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災害ボランティア初の週末 浸水の中学校で泥かき作業

2024年9月28日 20:16
災害ボランティア初の週末 浸水の中学校で泥かき作業

災害ボランティアの受け入れが始まってから初めての週末を迎え、水につかった輪島市の中学校では、ボランティアらが泥かき作業に当たりました。

輪島市町野町の東陽中学校には、午前9時半ごろ、県が募集したボランティア50人がバスで駆け付けました。東陽中学校は床上まで泥水につかり、1週間たった体育館の床は、一面が乾いた泥に覆われていて、断水が続く中、ボランティアらはブラシなどを使って泥をかき出していきました。

参加したボランティア
「1人だと限られているけど、大勢の方が集まれば力になれると思う」

東陽中学校と町野小学校は再開のメドが立っておらず、10月1日からは能登町の学校を間借りして授業を再開する予定です。大雨から1週間たちましたが、断水がおよそ3600戸あまりで続いているほか、456人が避難所に身を寄せていて、体調の悪化なども心配されます。