霊感商法などへの対策を話し合う有識者検討会の初回会合が29日、消費者庁で開催されました。

河野消費者相「霊感商法から少し寄付のようなものに移り始めたという話もございますが、そういう際に消費者庁としてしっかりとそのフォロー・対応ができていたのかどうか、そのあたりをしっかりと検証していただくと同時に、被害をどうやって未然に防止をするのか、被害をどのように救済をしていくのか、あるいは、事業者にどのように対応をしていったらいいのか、委員の皆様に積極的にご議論をいただきたいというふうに思っております」

「霊感商法等の悪質商法への対策検討会」の初回会合は29日夕方からオンラインで行われました。

この問題について長年取り組んできた紀藤正樹弁護士らが参加し、被害者の救済や未然防止対策の必要性も訴えました。

検討会での協議内容は関係省庁の連絡会議に適宜報告するということで今後、省庁の枠組みを超えて問題を解決していきたいとしています。