厚労省、児童福祉司1060人程度の増員決定 児童虐待対応を強化へ
児童虐待への対応を強化するため、厚生労働省は、来年度からの2年で、児童福祉司を1060人程度増員することを決めました。
厚労省は、児童虐待が発生した際の迅速な対応をはかるため、児童相談所に配置する児童福祉司を、2023年度、24年度の2年で1060人程度増員する強化策を取りまとめました。
また、児童虐待により心に傷を負ったこどもへのカウンセリングを行う児童心理司についても、2026年度までの4年間で、950人程度増員するということです。
厚労省は、人員を増員することで、いわゆる宗教2世への信仰を理由とする児童虐待についての対応も強化するとしています。