リニア中央新幹線、トンネル掘削工事の現場を初公開 JR東海
東京・品川と名古屋の間を最速40分で結ぶリニア中央新幹線のトンネル掘削工事の現場が初公開されました。
15日に公開されたのは、神奈川県川崎市の地下90メートルの深さにあるトンネル掘削工事の現場です。
リニア中央新幹線のルートは、およそ9割がトンネルで、公開された第一首都圏トンネルは品川から神奈川県の相模原市に造られる駅までの、およそ37キロを結びます。
2020年に起きた外環道工事での陥没事故を受け、JR東海は去年、地上への影響などを調査し、問題がないことが確認できたとして、9月から本格的な掘削に乗り出します。地上に防音設備を設置するなど、住民の理解を得ながら工事を進めていきたいとしています。