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【解説】各地で猛暑日 山梨・大月で今年1番「38.7℃」 都心も体温並み 熱中症のサインは?

2023年7月10日 22:06
【解説】各地で猛暑日 山梨・大月で今年1番「38.7℃」 都心も体温並み 熱中症のサインは?

10日は関東甲信地方を中心に危険な暑さとなりました。山梨県の大月で最高気温は38.7℃と、全国で1番の暑さを記録しました。今後1週間の予想気温と熱中症の予防について、気象予報士の木原実さんが解説します。

■都心でも今シーズン初の「猛暑日」…暑さの原因は?

10日は関東甲信地方を中心に、体温を超えるような危険な暑さとなりました。特に気温が高くなったのは山梨・大月市で、最高気温は38.7℃と全国で1番の暑さになりました。栃木・佐野市でも38.3℃、東京・練馬区で37.8℃、東京都心でも36.5℃と、各地で今年最高を記録。都心でも今年初の35℃以上の猛暑日となりました。

この猛烈な暑さの原因が、上空に流れ込んでいる非常に暑い空気です。10日の日本列島の上空1500メートル付近は、北海道・東北を除き、広く18℃以上という暖かな空気に覆われていました、。さらに関東甲信の上空は21℃まで気温が上がっていました。21℃というと涼しい気がしますが、1500メートル上空の話で、100メートル下がるごとに気温が1℃ずつ上がっていくので、1500メートル下の地上では21℃+15℃で36℃。日差しが出れば気温が35℃を超える非常に暖かい空気の状態です。これが11日になってもほとんど変わらず、同じ場所に居座ります。そのため、この危険な暑さがまだまだ続くということになります。

■この暑さはいつまで? 熱中症にも今以上に警戒を

11日の予想最高気温は、東京は35℃、静岡も36℃と体温並み、その他の地域も33℃前後と、全国的に厳しい暑さが続く見込みです。

【11日の予想最高気温】
・札幌 29℃
・福島 34℃
・東京 35℃
・静岡 36℃
・大阪 33℃
・富山 33℃
・鳥取 33℃
・福岡 32℃
・宮崎 34℃

さらに、11日から17日にかけての全国の最高気温の予想をみてみると、連日、どこも30℃以上の真夏日が多いです。それも予想最高気温が33℃、34℃となっています。それから週末の16日から月曜日の17日にかけて、広い範囲で予想最高気温が35℃以上と「猛暑日」がまたやってきます。非常にレベルの高い暑さです。

■熱中症のサイン…気がついたらまわりが“声かけ”を

心配されるのが熱中症ですが、まず自分の身を守るために体が出すサインがあります。まず、「めまい」や「顔のほてり」。そして「筋肉のけいれん」や「筋肉痛」。これはかなり熱中症の可能性が高いです。それから「体のだるさ」、「吐き気」なども熱中症のサインです。こうした症状が出たら「速やかに体を冷やす」、それから「水分補給」、「塩分補給」が必要です。自分で気づかない場合、他の人がこれらの症状を見て「大丈夫?」と声をかけるのも熱中症の予防になります。こういった点を十分に覚えて活用してください。

(7月10日午後5時放送『news every.』より)