見られるのは年15回ほど…「幸運のだるま夕日」冬の風物詩・絶景の蜃気楼 高知・宿毛市
高知県西部の宿毛市では冬の風物詩「だるま夕日」が姿を現し写真愛好家や見物客でにぎわっています。
日没前の高知県宿毛市の海岸では、さんさんと輝く太陽が雲の上に浮かんでいます。
年15回ほどしか見ることができないという、だるま夕日の名所として知られる宿毛市の咸陽島公園には、天気のいい日には写真愛好家などが集まり、その時を待ちます。午後5時、真っ赤な太陽が水平線に沈む直前、美しいだるま夕日が姿を現しました。
だるま夕日は気温と海水温との差が大きい日に見られるこの時期特有の蜃気楼の一種で、快晴の日でも水平線に雲があると見られないことなどから、「幸運のだるま夕日」ともいわれています。
地元の愛好家
「きょうは九州の方に雲がかかっていたので真っ赤な太陽になった。きょうは最高」
地元の写真愛好家たちによりますと、だるま夕日は来年2月中旬まで見ることができるということです。