15日(木)朝は冷え込み強まりこの冬一番の冷え込みに 初霜や初氷も続々観測
15日(木)朝は上空の寒気や放射冷却の影響で、太平洋側の地域を中心に前日より気温が下がり、関東から西ではこの冬一番の冷え込みとなった所も多くなりました。また、名古屋や大阪など西日本の各地で、初霜や初氷が観測されました。
■関東~西で冷え込み強 今季一番や初氷点下も
15日(木)の朝は、北日本の日本海側から北陸を中心に雪となっていますが、関東から西の太平洋側では晴れて放射冷却が効き、気温が下がりました。
朝の最低気温は、東京都心で3.0℃、名古屋で2.0℃、大阪で3.5℃、京都で0.1℃、高知で0.2℃、熊本で-0.5℃など、各地でこの冬一番の冷え込みに。
この冬一番の冷え込みとなった地点は、全国の気温の観測所914地点中277地点にのぼりました。(午前10時半まで)
関東でも広く冷え込みが強まり、関東地方に設置されている気温の観測所の7割以上の地点でこの冬もっとも低い気温を更新。水戸で-1.9℃、宇都宮で-2.3℃など、この冬初めての冬日(最低気温が0℃未満)となった所もありました。
■初霜や初氷の便り続々と
この冷え込みで、東海から九州にかけての各地で初霜や初氷が観測されています。
●初霜 名古屋、高知
●初氷 名古屋、彦根、大阪、奈良、宮崎、高知
大阪の初氷は平年と比べ2日早い観測ですが、その他はいずれも平年より遅く、奈良の初氷は平年と比べ21日も遅い観測となりました。
15日(木)は、日中もあまり気温が上がらず、真冬並みの寒さとなる所が多いでしょう。最高気温は、北海道では広く氷点下の真冬日予想。東北も5℃に届かない所が多くなりそうです。関東から西の太平洋側は晴れて日差しも届きますが、それでも10℃前後の所が多そうです。
お出かけの際は寒さ対策をしっかりとして、体調管理にお気を付けください。