遭難のホテル支配人ら死亡確認 有毒ガスの影響か 福島市
福島県福島市の高湯温泉で17日から遭難していたホテルの3人が、18日正午前に見つかり、全員の死亡が確認されました。
遭難し死亡したのは、福島市にある高湯温泉のホテルの支配人ら男性3人です。3人は17日午後2時から、1キロほど離れた山の中にある源泉の管理に向かい、戻って来なかったものです。
警察と消防は、18日午前9時から捜索に入り、午前中に源泉の付近で倒れていた3人を発見しましたが、同行した医師が3人の死亡を確認しました。
3人が倒れていた場所は、硫化水素などの有毒ガスの濃度が高い状態で、3人は滞留していたガスの影響を受けた可能性が高いということです。
消防は、空気呼吸器を着けて救助に当たりました。警察が死因を調べることにしています。