能登半島地震から半年 “校舎間借り”小学生らの様子は
能登半島地震の発生から1日で半年です。石川県輪島市では、校舎が被災し間借りした中学校に通う小学生らの様子が公開されました。
大規模な火災が起きた輪島市の朝市通りです。ここは東京ドームより広いおよそ5万平方メートルが焼け落ちました。半年たった今も、焦げくさいにおいが充満しています。しばらく手つかずの状態でしたが、6月からようやく公費解体が始まりました。
元日に能登半島を襲った地震では、手続き中の災害関連死を含めて299人の方が犠牲になりました。このうち、災害関連死は70人にのぼっていて、6月28日時点で200件あまりの申請があり、今後、さらに増える可能性があります。また避難所には、いまだに2288人が身を寄せています。
半年の節目に合わせて1日、輪島中学校では間借りした校舎で学校生活を続ける小学生たちの様子が公開され、友達や先生と楽しそうに過ごす姿が見受けられました。
児童は
「2次避難で友達と離れ離れになってたけど、学校で当たり前のように会えることがよかった」「違う学校の子と今も仲良くできてよかった」
これからも心のケアも含めた被災地への支援が求められます。