海保の座礁巡視船「えちご」 サルベージ業者による調査開始
18日に新潟県柏崎市の海で座礁した新潟海上保安部の巡視船「えちご」で、船を移動させるため、19日朝からサルベージ業者による調査が行われています。
巡視船「えちご」は18日、柏崎市の椎谷鼻灯台から北西約1.1キロ付近で座礁し、自力で航行できなくなっています。
現場から移動させるため、19日朝 、サルベージ業者が到着し、船内での調査を開始しました。第九管区海上保安本部によりますと、船底の一部屋で浸水が確認されていますが、その量は少ないということです。
19日夜にも「えちご」を浅瀬から移動させたい考えで、サルベージ業者による潜水調査の結果をみて船をどの方向に移動させるべきかなどを検討するということです。
また、第九管区海上保安本部は、業務上過失往来危険の疑いで捜査に着手しています。