15日に大仙市の雄物川で身元不明の男性遺体発見 行方不明の作業員の可能性も…警察で身元の確認を進める
15日午後、大仙市の雄物川の中州で身元不明の男性の遺体が見つかりました。警察は、先月の大雨で土砂崩れが発生した湯沢市の道路工事現場で行方不明となった男性作業員の可能性もあるとみて身元の確認を進めています。
遺体が見つかったのは大仙市川目の雄物川の中州です。大仙警察署の調べによりますと15日午後2時ごろ、県の防災ヘリがうつ伏せの状態で倒れている男性を発見しましたが、男性はすでに亡くなっていました。
遺体は損傷が激しく、身分証などは見つかっていませんが、ベージュのつなぎを着ていたということです。
湯沢市上院内の道路工事現場では大雨が降った先月25日に土砂崩れが発生し、60代の男性作業員が行方不明となりました。その後、警察や消防が土砂崩れの現場を捜索しましたが、発見にはいたらず、川に流された可能性もあるとして雄物川や支流の捜索が続けられていました。
遺体が見つかった場所は男性が行方不明となった湯沢市の道路工事現場から約45キロ下流にあたります。警察は、遺体が男性作業員の可能性もあるとみて身元の確認を進めています。