断水続く被災地へ 給水活動に7市の職員派遣
いまだ断水が続く石川県の被災地に30日から県内7つの市の職員が派遣され給水活動にあたります。
県内の市町村でつくる日本水道協会秋田県支部はほぼ全域で断水が続く石川県の珠洲市と七尾市に秋田市をはじめ7つの市の職員あわせて38人を派遣します。30日の出発式では秋田市の穂積市長が派遣される職員を激励しました。
長期化する被災地の断水。石川県によりますと七尾市では一部の地域を除き3月まで断水が続く見通しです。珠洲市では来月以降、順次復旧が進められますが、一部地域では復旧は4月以降となる見通しです。秋田から派遣される職員は石川県内の浄水場から水を調達し2つの市にある病院などで給水活動にあたります。
能登半島地震から2月1日で1か月。いまだ元の生活へ戻る道筋を立てられないままの被災者が多くいる中、給水活動は2月末まで続きます。