「住友ファイナンス」を名乗る相手から融資の保証金を要求され、横手市に住む20代の男性が現金168万円余りをだまし取られる被害にあっていたことが分かりました。

横手警察署の調べによりますと、先月中旬、横手市の20代の男性がインターネットで融資業者について検索していたところ、ショートメッセージが届き、無料通話アプリLINEに「住友ファイナンス」という架空の会社のアカウントが追加されました。

その後、相手方から「融資を受けるためには保証金を入金してもらう必要がある」などと指示されたということです。

男性は指示された通り指定された口座に現金を振り込んだほか、さらに手続きの不備などを理由に現金を要求され、4回にわたって現金168万円余りを振り込み、だまし取られたものです。

警察は融資の担保を名目に口座に現金を振り込ませるのは詐欺の手口だとしてこのような誘いがあった場合はすぐに相談するよう呼びかけています。