県の来年度当初予算案に盛り込むべき事業について佐竹知事が審査する、知事査定が始まりました。

県が、来年度の当初予算案で盛り込もうとする事業について、佐竹知事が、予算化の必要性や予算規模を検討する知事査定は、25日から30日まで行われます。

今回、検討の対象とするのは、87の事業で、予算規模は約1200億円。

25日はこのうち、大雨による被害を減らすための河川の改修に関する事業から検討作業を始めました。

来年4月の任期満了を持って退く意向を示している佐竹知事は、これまでに、自身にとって最後の予算編成作業になると話していて、防災・減災や、人口減少対策の事業に重点を置く考えです。

知事査定を経た来年度当初予算案は、来月14日から始まる予定の県議会で審議されます。