正面衝突 軽乗用車の女性死亡 ブラックアイスバーンか
30日朝、由利本荘市の国道で軽乗用車とダンプカーが正面衝突し、さらにもう1台が衝突する事故があり軽乗用車を運転していた女性が死亡しました。警察は路面が薄く凍りついている状態=ブラックアイスバーンで軽乗用車が滑った可能性があるとみています。
事故があったのは由利本荘市大倉沢の国道105号です。由利本荘警察署の調べによりますと30日午前7時25分ごろ大仙市方向から走っていた軽乗用車がダンプカーと正面衝突し、そのあと、後ろを走っていた軽乗用車とも衝突しました。ダンプカーと正面衝突した軽乗用車を運転していたのは由利本荘市岩野目沢の、菊地和子さん69歳で、事故からおよそ5時間後に搬送先の病院で死亡しました。
後ろを走っていた軽乗用車には3人が乗っていて、70代の男女2人が胸や足などの骨を折る大けがをしています。もう1人は軽いけがでダンプカーを運転していた男性にけがはありませんでした。現場は道の駅おおうちから東に5キロほどの片側1車線の道路で、カーブもあります。警察は、路面が濡れているように黒く見えて薄く凍り付いている状態、ブラックアイスバーンで軽乗用車が滑った可能性があるとみて調べています。