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オスとメスの特徴もった“非常に珍しい”クワガタ発見 広島

2024年7月16日 20:33
オスとメスの特徴もった“非常に珍しい”クワガタ発見 広島

広島県内で、非常に珍しいクワガタが発見されました。生きた状態で見つかるのもまれだということです。

今月、広島県内で発見されたミヤマクワガタ。16日から広島市の昆虫館で展示されています。校外学習で訪れた児童たちも興味津々です。

雄と雌の特徴が入り交じったミヤマクワガタです。よく見ると、口の一部の大あごの長さが違います。実はこの個体、体の右半分が雄、左半分が雌になっています。

このミヤマクワガタは、男性が県内の林で発見。13日に昆虫館に提供されました。

広島市森林公園昆虫館 藤井智展技師
「この機会を逃すと二度と見られないというくらい珍しい。元々雌だったものの遺伝子の変異が起こって雄になってしまってというのが考えられている。あまり研究報告がない」

ミヤマクワガタの成虫の寿命は長くて3か月ほどで、昆虫館は「早めに見に来てほしい」と呼びかけています。