国内初「サル痘」感染者確認 小池知事「速やかに対応」 保健所は濃厚接触者などの確認急ぐ
東京都は、海外渡航歴のある30代の男性が国内で初めてサル痘に感染していることが確認されたと発表しました。海外で感染したとみられるということです。
東京都・小池知事「サル痘患者の発生として初めて国内で確認をされたということです。速やかに対応する体制をすでに構築しているところであります」
東京都などによりますと、国内で初めてサル痘への感染が確認されたのは、都内在住の30代の男性で、6月下旬にヨーロッパに渡航し、今月中旬に帰国したということです。
その後、15日に倦怠感を感じるようになり、発熱や頭痛などの症状があったためきょう都内の医療機関を受診。都の健康安全研究センターの検査で感染が確認されました。渡航先でサル痘と確認された人と接触があったということで、そこで感染したとみられるということです。
男性は都内の医療機関に入院中で、保健所はこの男性の濃厚接触者がいるかなどの確認を急いでいます。