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台風14号 今後の見通しは…気象予報士の木原さんに聞く

2022年9月19日 17:51
台風14号 今後の見通しは…気象予報士の木原さんに聞く

台風14号が列島を縦断しています。今後の見通しについて、気象予報士の木原さんに聞きます。

台風14号の影響で、九州などでは記録的な大雨となったところがあります。

宮崎県美郷町神門では降り始めからの観測した総雨量は1000ミリに迫っています。

現在、大型の台風14号は、島根県付近を通過中で、西日本の広い範囲が赤い円の暴風域に入っています。

台風は、この後、速度を上げながら日本海側を進み、20日未明は北陸地方、朝には東北地方へと進む予想です。

宮崎県の大雨特別警報は昼前には警報に切り替えられましたが、現在もまだ、土砂災害警戒情報が中国・四国地方を中心に発表中。

この後、台風本体の雨雲は海上を中心に動いていきます。

ただ、中国地方などに活発な雨雲がかかっており、この雨雲が20日未明にかけて、東海や北陸に移動してきます。

この後、この活発な雨雲が関東から東北にかかってきます。

20日の昼ごろになると、ようやく抜けてきますが、沿岸部などではまだ雨が残っている見込みです。

今後は関東などでも大雨に警戒が必要です。

各地の予想雨量は、20日夕方までに多いところで東海で300ミリ、関東甲信で250ミリ。そのほか北陸や北日本などでも150ミリと大雨の予想。

さらに四国や近畿、東海では、線状降水帯が発生するおそれがあり、発生すると災害の危険度が急激に高まるため警戒が必要です。

改めてですが土砂災害や河川の氾濫に加え、暴風や高波にも厳重な警戒が必要です。

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