小林製薬あす会見へ “紅麹サプリ”新たに2人死亡明らかに
小林製薬の「紅麹」をめぐる健康被害の問題で、新たに2人、サプリメントを摂取して腎臓の疾患を発症し死亡していたことが明らかになりました。
小林製薬は、「紅麹コレステヘルプ」を摂取していた人が新たに2人、腎臓の病気を発症し、死亡していたと明らかにし、亡くなった人の合計は4人となりました。
厚生労働省によりますと、健康被害の報告は去年9月以降に製造された「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人に偏っているということですが、詳しい原因は調査中とされています。
こうした中、大阪市内で28日午前10時から行われた小林製薬の株主総会には84人の株主が出席し、株主からは厳しい意見が相次ぎました。
株主
「どんな話もなにも管理責任だよ。これが一番問題。(経営陣は)みんな入れ替えじゃない? 総入れ替えで。第三機関じゃないが、そういう方を入れた方がいいのでは」
株主総会はおよそ2時間で終わり、株主からの質問では「心がこもっていない。読み上げているだけだ」などの厳しい指摘があった中、社長が涙を流す場面も見られたということです。
小林製薬は29日午後、記者会見を開くとしています。