小林製薬「紅麹」問題 富山市が回収対象製造の2社を調査
小林製薬の紅麹原料を使ったサプリメントをめぐる健康被害の問題で富山市は回収対象となった製品を製造していた市内の企業2社を27日、調査しました。
富山市が27日に調査したのは、富山小林製薬とバイホロンの2社です。今回の健康被害問題を受けて、大阪市が回収を命じたサプリメントのうち、富山小林製薬は「ナイシヘルプ+コレステロール」をバイホロンは「ナットウキナーゼ さらさら粒GOLD」を、それぞれ紅麹原料の提供を受けて製造していました。
富山市によりますと27日、市の保健所の職員が2社の工場を訪れて聞き取り調査を行い、健康被害の苦情が来ていないか、また、製造方法や数量などの確認をしたということです。
2社とも健康被害などの苦情は来ていないと市に報告したということです。