「性的グルーミング」に注意喚起 警察庁が子どもの性被害防止セミナー 被害の低年齢化進む
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警察庁が子どもの性被害についてのセミナーを開催し、性的な犯罪の被害にあう子どもが低年齢化している中、「性的グルーミング」について注意喚起しました。
警察庁は、子どもの性被害防止をテーマに外国の捜査機関などを招いたセミナーを開きました。警察庁によりますと、日本では2023年、SNSをきっかけに性犯罪などに巻き込まれた18歳未満の子どもは1665人で、そのうち小学生は139人、最年少は8歳の児童が9人と被害の低年齢化が進んでいます。
SNSやオンラインゲームなどを通じて、わいせつな行為を目的に子どもに接触し、当初は優しく接するなどして警戒心を解いて支配する「性的グルーミング」の手口が確認されていて、セミナーではこの「性的グルーミング」が世界中で大きな問題となっているほか、マニュアルまで出回っているなどとして注意喚起が行われました。