将棋の王将戦七番勝負第3局は藤井聡太八冠が勝ち、タイトル戦連覇記録更新に王手をかけました。

第3局は27日から島根県大田市で行われました。王将戦七番勝負は先に4勝するとタイトル獲得となりますが、第1局・第2局で挑戦者の菅井竜也八段に連勝していた藤井八冠。今回の対局では途中、うっかりがあったということですが、午後4時41分、94手で菅井八段を投了に追い込み3連勝。王将戦3連覇まであと1勝と王手をかけました。

藤井八冠「七番勝負は全体でひとつの勝負と思っているので、次もそういうこと（あと１勝）は意識せずに、これまで通りのぞみたいと思います」

第4局は来月7日から東京で行われますが、王将を防衛するとタイトル戦20連覇となり、これまでの最多連覇記録を更新します。