海保機と衝突 新たに日航機のボイスレコーダーを回収…運輸安全委
日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、国の運輸安全委員会が新たに日航機のボイスレコーダーを回収したことがわかりました。
この事故では、海保機が指示と違う動きをしていることに管制官が気づいていなかったとみられ、運輸安全委員会は、6日から管制官への聞き取りを始めました。
当時の指示の状況などについて話を聞いたほか、関係者によると、管制塔にあるシステムや着陸機が、接近中の滑走路に別の機体が進入したとき、注意喚起を行うモニターなども確認したということです。
また、運輸安全委員会は夕方、撤去作業中の日航機からボイスレコーダーを回収しました。
今後、解析を進めるとともに、7日も管制官への聞き取りをおこない、事故に至った原因を調べることにしています。