岩手県盛岡市の高校で16日、やり投げの練習中だった陸上競技部の生徒の首にやりが刺さる事故がありました。

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岩手県盛岡市の盛岡商業高校のグラウンドで16日夕方、やり投げの練習中だった陸上競技部の生徒の首に“やりが刺さる”事故が起きました。けがをしたのは、2年の男子生徒。

消防によると、男子生徒が地面に向かってやりを投げる練習をしていたところ、助走中に転倒したとみられ、やりの後ろの部分がのど元付近に刺さりました。

貫通寸前まで刺さったというやり。男子生徒はやりが刺さったままの状態で病院に搬送されましたが、太い血管や神経などに損傷はなく、命に別条はないということです。

事故当時、顧問は一時的に職員室に戻っていて不在でした。県の教育委員会は、事故の詳しい原因を調べ、安全対策を講じていくとしています。