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富山県の被災地では復旧に向けた動き 能登半島地震の発生から4日目

2024年1月4日 12:47
富山県の被災地では復旧に向けた動き 能登半島地震の発生から4日目
能登半島地震の発生から4日目となり、富山県の被災地では一部で断水が続いている一方で復旧に向けた動きも進んでいます。

震度5強を観測した富山県高岡市では被災した建物が倒壊するおそれなどがないか確認する「応急危険度判定」が始まっています。市の職員らは調査を終えると判定結果を記した紙を建物に貼っていきました。判定は3段階に分かれていて、赤色の危険とされた建物には立ち入らないように、黄色は要注意で立ち入りには十分注意する、そして緑の「調査済み」とされた建物は使用可能です。高岡市ではこれまでにおよそ80棟の住宅被害が確認されています。

氷見市では地震によって断水が続き利用できない保育施設があります。 このため4日から系列の別の施設で子どもたちを受け入れています。4日は閉鎖になっている2つの園から18人が利用しているということです。

保護者
「水が通ってくれたらうれしいが、預かってくれることにすごく感謝」

保護者
「子どもたちも不安だと思うが、少しは安心して過ごせるのかなと思う。本当に助かっています」

氷見市では一部で復旧したものの依然、およそ1万世帯で断水が続いています。復旧のめどは立っていません。