“大麻検挙”未成年者1000人近く…過去最多
去年、全国の警察が大麻に関連した事件で検挙した未成年者の数が1000人近くにのぼり過去最多となったことが警察庁のまとめでわかりました。
警察庁によりますと、去年1年間に、全国の警察が検挙した未成年者の数は前の年より2648人少ない1万4818人で、11年連続で戦後最少を更新しました。
このうち特殊詐欺事件に関与し検挙された未成年者の数は前の年より60人少ない431人で8割近くが「受け子」でした。
一方で、大麻に関連した事件で検挙された未成年者の数は994人にのぼり、前の年より107人増え過去最多を更新しました。
警察庁はSNSの普及により未成年者が大麻を入手しやすくなったことや、大麻の危険性の認識が低いことが背景にあるとみています。