大規模地震想定…高齢者施設で防災訓練 埼玉県警など
大規模な地震を想定し埼玉県警などが高齢者施設で防災訓練を行いました。
16日、埼玉県鴻巣市の高齢者施設で行われた訓練には警察署の署員や消防隊員、施設の入居者らおよそ30人が参加しました。
訓練は、地震により、施設の出入り口が壊れ入居者が取り残されたという想定で行われ警察や消防がエンジンカッターで扉を壊したりはしご車を使ったりして救助の手順を確認していました。
この訓練は阪神淡路大震災から17日で29年となるのを前に行ったものですが、今月の能登半島地震でも多くの建物が倒壊し出入り口が使えなくなったことから埼玉県警は「災害への関心が高まっている今、訓練を通じて防災意識を高めていきたい」としています。