「こども記者会見」小中学生が少子化相に“するどい質問”
4日、こども家庭庁で、小倉少子化対策大臣が小中学生のこども記者の質問に答えました。
4日の「こども記者会見」にはオンラインの4人を含む、13人の小中学生が記者として参加し、小倉少子化対策大臣に、するどい質問を投げかけました。
笠原詠記者(中1)「いま国の大きな問題として少子高齢化が挙げられますが、こどもの数が多くなると社会に必要とされなくなってしまうのではと心配」
この質問に、小倉大臣は困難に直面したこどもがこどもをもちたくないと考えることが少子化の原因の1つでは、としたうえで、こどもが幸せに過ごした結果、こどもを望む人が増え、「多子化が実現する社会がこどもにとって幸せな社会ではないか」と答えました。
ほかにも、こども記者からは、いつまでにどのようなことを達成するのか意見を聞くこどもに政策の決定権がないことをどう考えるかといった質問があがりました。
小倉大臣は、取材の結果をこどもや若者の目線で記事にし、発信してもらいたいと述べ、さらに多くのこどもたちから意見をもらう好循環を目指したいとしています。