「性的暴行を行った事実はありません」維新除名の大阪府議 維新・女性市議が“性的暴行”訴え被害届
今年5月、週刊誌報道をきっかけに大阪維新の会を揺るがした「ハラスメント問題」で、新たな動きがありました。
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笹川理大阪府議(3日午後4時半すぎ)
「私が性的暴行を行ったという被害届が出ている報道が流れているが、私自身、性的暴行を行った事実はありません」
当時、維新に所属していた笹川理大阪府議は、8年前に同じ維新の宮脇希大阪市議に威圧的な言動をしたとして、今年5月、党から厳重注意処分を受けました。その後、性的な関係を求めるメッセージを送っていたことも明らかになっています。
笹川府議は6月、党を除名されました。そして今回、新たな動きが起きました。関係者によると、宮脇市議は、8年前の同じ時期に笹川府議から性的暴行を受けたとして、9月下旬に警察に被害届を提出したということです。
笹川府議は、NNNの取材に対し「性的暴行の事実は一切ない」と強く否定。宮脇市議への法的措置も検討するとしています。
一方、宮脇市議は…
維新・大阪市議団 宮脇希市議(3日午後2時ごろ)
「捜査の関係上、お答えしかねます」
警察は被害届を受理し、2人から話を聞くなど、慎重に調べを進めているということです。