秋をお得に!…キャッシュレス決済で“ポイント還元”最大20% 400%プレミアム付き商品券も登場 自治体が観光&“家計支援”
7日から3連休が始まりますが、観光地などでは、スマホのキャッシュレス決済によるポイント還元や、プレミアム商品券で、秋の連休をちょっと“お得”に楽しめる、自治体の取り組みが続々と始まっています。
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新鮮なはまぐりに、大きなエビ……海の幸を楽しめる、茨城県ひたちなか市の市場には、
6日も多くの観光客が訪れていました。
お魚を買いに、千葉から来たというお客さんは、スマホでキャッシュレス決済をしていました。なぜなら…ひたちなか市では今月から、キャッシュレス決済すると20%のポイントが還元される取り組みを開始しているから。例えば、5000円買うと、1000円分がポイントで還元されるのです。しかも、市民以外も対象になるといいます。
千葉からの観光客
「(キャッシュレス決済で)20%還元だったから。うれしいですね。知らないうちに(ポイントが)たまっている」
ヤマサ水産 西野幸男 専務
「(キャッシュレス決済は)かなり多いですよね。20%還元で、なおさら」
「市外のお客様も、ここに来て使っていただけるのが、すごく増えています」
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他の多くの自治体でも、キャッシュレス決済のポイント還元はこれまでにも行われてきましたが、なぜ今、また行われているのでしょうか?
その理由は、秋の観光シーズンの到来です。
10月は、コキアの紅葉を見に、多くの観光客が見込まれるといいます。ひたちなか市によりますと、物価高で苦しむ“家計の支援”に加え、お得にお買い物をしてもらい、多くの人に訪れてもらいたいということです。
市も、紅葉を見に訪れる観光客に期待を寄せています。
国営ひたち海浜公園の“コキア”は、まだ色づき始めたばかりでしたが……売店では、お客さんが早速、ポイントが還元される“キャッシュレス決済”で、お得にアイスクリームを楽しんでいました。
千葉からの観光客
「1350円で270ポイント…大きいですね」
「デカいですね。活用していきたいな、と思います。他にも買い物行こうかなって思っちゃいますね」
キャッシュレス決済による“ポイント還元”は、行楽地だけでなく、首都圏の商店街でも行われています。埼玉県川口市も、今月から“ポイント還元”を開始しました。
こうした“ポイント還元”の取り組みが、いま全国の自治体で行われているのです。
キャッシュレス決済による【“ポイント還元”の取り組み】
PayPay 32自治体
auPAY 21自治体
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一方で、驚きの“還元率”を打ち出す自治体もあります。
茨城・筑西市の窓口で女性が受け取っていたのは、市の“プレミアム商品券” です。
筑西市
「商品券2冊になりますね。はいどうぞ」
筑西市民
「筑西市のプレミアム商品券です。1000円で5000円分のお買い物ができるので、すごいと思います」
茨城県筑西市で今月2日から販売開始されたのは、400%のプレミアムが付いた商品券です。この“400%プレミアム付き商品券”1セットで、5000円分を1000円で購入することができるのです(※市民限定、1世帯1セット)。
道の駅では、7日からの連休に期待を寄せていました。
道の駅 グランテラス筑西 鈴木一志 駅長
「明日からの3連休、天気もよさそうですし、たくさんのお客様に来ていただいて、“プレミアム商品券”もどんどん使ってほしいと思います」
“ポイント還元”や“プレミアム商品券”などをうまく利用して、今年の食欲の秋は、ちょっと“お得”にすごせるかもしれません。