“育業”を新たな愛称に 小池都知事「男女問わず、育児にしっかり取り組む社会作りを進めたい」
日本は育休制度は整っていますが、特に男性については、職場の空気を気にするなどして取得が進まない実態があります。こうした中、東京都は意識を変える必要があるとして、“育休”に代わる新たな愛称を発表しました。
東京・小池知事「選ばれた愛称は『育業』。育児が未来を担う子供を育てる大切で尊い仕事だと」
東京都は、育児休業を取得しやすい社会にむけて、育休を「仕事を休む期間」ではなく「社会の宝である子供を育む期間」と位置づけ、意識を変えるための新たな愛称を募集していました。
29日行われた会議で、8825件の応募の中から「育業」が選ばれたと発表しました。「育児は、未来を担う子供を育てる大切で尊い仕事」というコンセプトだということです。
小池知事は、「男女問わず、育児にしっかり取り組む社会作りを進めたい」として、育休を取得しやすい環境作りに取り組む企業を都のホームページで紹介するなど、後押ししていくとしています。