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おととしのがん患者、緩やかに増加 コロナ以前と同程度に

2024年1月25日 0:00
おととしのがん患者、緩やかに増加 コロナ以前と同程度に

2022年に新たにがんの診断や治療を受けた人は、前年に引き続き、緩やかに増加しました。

国立がん研究センターが2018年から継続してデータを収集している749の医療機関を調べたところ、2022年に、新たにがんの診断や治療を受けた人の数は、2021年よりおよそ1パーセント増えたということです。2020年には、新型コロナウイルスが流行し、がん検診をやめたり、「受診控え」がみられたりした影響で、新たにがんの診断や治療を受けた人の数は、減りましたが、2022年はコロナ以前と同程度だったということです。

部位別では、胃がんや子宮けいがんは前年に比べて減り、女性の乳がんは増加したということです。国立がん研究センターは「がん検診を受けることに加え、なにか症状がある場合は積極的に受診してほしい」と呼びかけています。

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