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“走行中に外れたタイヤ”が直撃か 歩行者が重体 ナットはゆるみなし 岐阜市の県道

2025年3月19日 17:58
“走行中に外れたタイヤ”が直撃か 歩行者が重体 ナットはゆるみなし 岐阜市の県道

「歩行者の女性が倒れたまま動かない」。岐阜市で起きた事故。原因は近くを走る車から外れたタイヤだったとみられています。

岐阜北警察署で公開された1台の軽トラック。

よくみると、左後ろのタイヤが外れています。

この外れたタイヤが原因とみられる事故が、18日夜、岐阜市で起きました。


現場となったこの県道で、女性が倒れていたワケがー。

記者:「女性は、私が向かっている方向に歩いていたところ、前方から来た車のタイヤが外れ、それにぶつかったとみられています」



警察によりますと、トラックが県道を走行していると、突然、後ろのタイヤが外れたといいます。

男性運転手はタイヤが外れたことに気づき、車を止めてタイヤを探しにいくと、50メートルほど後ろの歩道でタイヤが見つかり、女性が倒れていたのです。

女性は病院に搬送されましたが、意識不明の重体。一緒にいた別の女性も軽傷です。




すれ違った車のタイヤがぶつかってきたとみられる、まさかの事故。

なぜタイヤは外れてしまったのでしょうか…。

記者:「タイヤを車に固定する、ナットは外れていません」



ナットが緩んでいないのに外れたタイヤ。その答えはタイヤの裏側にありました。

裏側の中央にあるこの青い部分。実はタイヤの一部ではなく、車本体についているはずの部品。

固定されていたはずが何らかの原因でゆるみ、タイヤごと外れてしまったとみられています。



JAFによりますと、車検では必ず点検するというこの部品。

警察は、軽トラックから部品が外れた原因などについて調べています。

最終更新日:2025年3月19日 17:58
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