中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が枯れた問題で、名古屋市は7日、街路樹の原状回復費用など、約420万円をビッグモーターに請求したと発表しました。

この問題はビッグモーターの複数の店舗前で街路樹が枯れたもので、名古屋市は土壌や木片の調査を行った結果、今年8月、市内の4店舗で除草剤の成分が検出されたと発表しています。

検出されたのは店舗前の街路樹が枯れた名古屋名東店、名古屋南店、名古屋中川店の3店舗と、枯れてはいないものの店舗前に街路樹がある名古屋四軒家店で、市は7日、4店舗の土壌調査などにかかった費用と名古屋名東店・名古屋中川店の2店舗の街路樹の原状回復にかかる費用、計約420万円をビッグモーターに請求したと発表しました。

費用の納付期限は11月21日で、2店舗の街路樹の復旧工事は市が11月下旬以降から着手していくとしています。