大きな葉が特徴 珍しい海藻「ヒロメ」収穫 三重・紀北町
三重県紀北町で、大きな葉が特徴の珍しい海藻「ヒロメ」の収穫が行われています。
「ヒロメ」とはワカメの仲間で、全国でもごく限られた海域にしか分布していない、珍しい海藻です。
太平洋岸、特に紀伊半島南部に自生し、一枚の大きなうちわのような形で、最大1メートルほどにまで成長、幅が広いことから「ヒロメ」と呼ばれるようになったといわれています。
「わかめ」と比較して、薄くてシャキシャキとした独特の食感と磯の香りが特徴で、この地方ではみそ汁の具や和え物、しゃぶしゃぶなどで食べられています。
「ヒロメ」の旬の時期は短く、1月~3月の間でしか収穫できないということで、今月いっぱい作業が進められるということです。
最終更新日:2025年3月21日 6:10