知人の男と共謀して女性の首を絞めて殺害し、遺棄したなどの罪に問われている女の控訴審が即日結審 名古屋高裁
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知人の男と共謀して女性の首を絞めて殺害し、遺棄したなどの罪に問われている女の控訴審が開かれ、名古屋高裁は弁護側が求めた被告人質問を却下し、即日結審しました。
この裁判は、天池由佳理被告(39)が、知人の山下克己被告(56)と共謀し、おととし3月、停めていた車の中で、門田典子さん(発見当時40)の首を延長コードで絞めつけるなどして殺害し、遺体を東浦町の畑に埋めて遺棄した罪と、おととし2月、別の女性を車の中に監禁するなどした罪に問われているものです。
今年3月、一審の名古屋地裁は、「長時間にわたり苦痛を与える残虐な犯行」などと指摘した一方、「殺人と死体遺棄について自首をしている」などとして、懲役16年を言い渡しました。
弁護側は、これを不服として控訴していました。
11日に名古屋高裁で開かれた控訴審の初公判で、検察側は控訴理由がなく、棄却が相当と主張しました。
これに対し、弁護側は被告人質問を請求しましたが、高裁が却下し、即日結審しました。