過積載運転を容認か スクラップ買取回収会社と会社専務を書類送検 岐阜県警
自社のトラックの過積載運行を容認していたとして、愛知県一宮市のスクラップ買取回収会社とこの会社の専務が16日、岐阜地検に書類送検されました。
道路交通法の疑いで書類送検されたのは、愛知県一宮市のスクラップ買取回収会社とこの会社の運搬管理担当の専務取締役男性(49)です。
警察によりますと、専務らは去年7月、岐阜県郡上市美並町の東海北陸自動車道で、従業員の運転手男性が会社名義の大型トラックの最大積載量を超える荷物を積んで運転するのを容認した疑いがもたれています。
一般ドライバーから「タイヤのへこみ状態から過積載 ではないか」と110番通報があり、会社ぐるみで容認していた疑いが浮上したということです。
運転手は反則金3万円をすでに納めていて、専務は「業務を優先して過積載防止を怠っていた」と容疑を認めているということです。
トラックが積んでいたのはスクラップのモーターで、最大積載量の約1.4倍を積んでいたということです。
最終更新日:2025年1月16日 17:47