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「ありがとう」の言葉が励ましに 派遣の警察官が活動報告 能登半島地震  岐阜県警

2024年1月26日 14:58
「ありがとう」の言葉が励ましに 派遣の警察官が活動報告 能登半島地震  岐阜県警

岐阜県警から能登半島地震の現場に派遣された3人の警察官が25日、岐阜県警本部で活動報告をしました。3人とも被災者から掛けられた「ありがとう」の言葉が励ましになったと口をそろえました。
岐阜県警は能登半島地震発生初日の元日から警察官を送り続けています。25日報告したのは初期の活動です。

広域緊急援助隊の警備部隊は10人、交通部隊は23人がいずれも元日から1月5日まで石川県へ派遣されました。
警備部隊は珠洲市で往復20キロ歩きながら被災者の安否確認や捜索に尽力しました。小隊長の渡辺和樹警部補(49)は「家庭訪問して『ありがとう』と言われたのが一番印象に残っています」と語りました。
交通部隊は交通路の確保に従事しました。分隊長の奥村昭紀巡査部長(38)は「車の中から警察官に向かって深々と頭を下げられ、現地で活動していく力になった」と振り返りました。
緊急災害警備隊は1月7日から14日まで109人が動員されました。輪島市では朝市の大火の焼け跡で捜索と安否確認に奮闘しました。隊長の村山和之警視(56)は「雪、風、寒さの中でしたが一人でも多く見つけたいと思って作業しました。『ご苦労さま』『ありがとう』と言われ励みになりました」と感想を述べました。

派遣で得た教訓をどう生かしていいきたいかを記者から問われ村山警視は「繰り返し訓練して、迅速かつ的確にやれるようにしたい」と答えました。

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