日本人スポーツ選手名の偽造されたマイナンバーカードを使い、ネットバンクの口座を開設しようとしたとして、ベトナム国籍の留学生が逮捕、送検されました。

偽造有印公文書行使などの疑いで逮捕、送検されたのは、群馬県前橋市に住むベトナム国籍の留学生グエン ディン トゥ容疑者（26）です。

警察によりますと、グエン容疑者は去年10月、偽造マイナンバーカードを使い、ネットバンクの口座を開設しようとした疑いがもたれています。

偽造マイナンバーカードの顔写真はグエン容疑者でしたが名前は実在する日本人プロスポーツ選手だったため、不審に思った多治見市の金融機関が被害届を提出していました。

警察はグエン容疑者の認否を明らかにしていませんが、口座は犯罪収益を管理する目的だった可能性もあるとみて調べを進めています。