中国に返還「リーリー」と「シンシン」保護研究センターに
中国に返還されたジャイアントパンダ「リーリー」と「シンシン」は、29日夕方、中国の保護研究センターに入りました。
オスの「リーリー」とメスの「シンシン」は、飼育員やファンに見送られ、上野動物園を出発しました。園が公開した映像で、2頭は落ち着いた様子でササを食べています。
その後、2頭は、貨物機のチャーター便で中国へと向かいました。上野動物園によりますと、日本時間の午後6時、四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センターの施設に到着し、2頭とも落ち着いているということです。
リーリーとシンシンは高齢で、輸送に耐えられる健康状態のうちに中国に返還されました。