いすみ鉄道で脱線事故 運輸安全委員会が現地調査 千葉
4日午前、千葉県いすみ市と大多喜町を結ぶ、いすみ鉄道の列車が脱線する事故がありました。国の運輸安全委員会が現地に入り、調査を行っています。
いすみ鉄道によりますと、4日午前8時すぎ、いすみ市の国吉駅と上総中川駅の間で、列車の運転士から、「走行中に異音がして緊急停止した」と連絡があり、確認をしたところ、列車が脱線しているのがわかったということです。
列車は2両編成で、いずれの車両も脱線していて、乗客およそ100人と運転士1人に、ケガはありませんでした。
この事故を受け、国の運輸安全委員会の調査官が現地に入り、原因について調査を行っています。
現場は国吉駅から500メートルほどの場所で、いすみ鉄道は全線で運転を見合わせていて、再開の見込みは立っていないということです。