文化庁、京都へ移転前に式典 岸田首相も出席
文化庁が27日に東京から京都へと移転するのを前に、京都市内で式典が開かれました。
文化庁は27日に東京から京都に移転し、業務を始めます。中央省庁の移転は『地方創生』の一環で、全面的な移転は今回が初めてです。
26日に京都で行われた式典には岸田首相も出席し、新たな門出への期待を語りました。
岸田首相「今回の移転を機に、『伝統×創造』で日本を元気にという思いで、京都を中心に新たな文化振興に取り組んでいきたい」
文化庁の新しい庁舎は京都府庁の隣にあり、昭和初期に建設された京都府警本部だった建物と、その隣に京都府が新たに建設した建物です。
都倉俊一長官をはじめ、最終的には全職員の7割にあたるおよそ390人が勤務することになります。