平和への祈り きょう沖縄「慰霊の日」迎える
太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍の組織的な戦闘が終結したとされる日から23日で77年。沖縄は「慰霊の日」を迎えました。
日本とアメリカあわせて20万人以上が亡くなったとされる77年前の沖縄戦で、旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる6月23日を沖縄県は「慰霊の日」としています。
激戦地だった糸満市摩文仁の平和祈念公園で、23日正午前から開かれる全戦没者追悼式は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、3年連続で規模が縮小されますが、今年は3年ぶりに総理ら県外から来賓を招いて開催されます。
園内にある戦没者の名前を刻んだ「平和の礎」には朝から遺族らが訪れ、手を合わせていました。
ロシアによるウクライナ侵攻で、せい惨な地上戦の記憶が呼び起こされる中、沖縄はきょう一日、平和への祈りに包まれます。