厳しい残暑…新学期“異例の対応” 始業式は空調効いた教室で 体操服で登校も
8月も残すところあと1週間を切りました。各地で厳しい残暑となる中、新潟県の佐渡市役所では思わぬ事態が…。24日午後4時ごろに冷房設備が故障したのです。25日朝、職員らは自宅から持ち寄った扇風機で暑さをしのぎ、窓口にはスポットクーラーなどが設置されました。市役所に来た人は「職員さん気の毒」と汗をふきました。冷房設備は午前中のうちに復旧したということです。
秋田県横手市では今年20回目の猛暑日となる中、観光ぶどう園の開園式が行われました。猛暑の影響で、今年はぶどうが日に焼けないよう紙で覆うなど、例年にないほど栽培管理に気を使ったということです。
一方、全国各地の学校で新学期が始まる中、危険な暑さへの“異例の対応”が相次いでいます。記録的な暑さが続く北海道。札幌市の中学校では25日、熱中症対策のため、生徒たちは制服よりも涼しい体操服で登校しました。また、静岡県沼津市の小学校では、始業式の場所を体育館ではなく、空調設備のある教室に変更し、各教室をリモートでつないで行われました。
※詳しくは動画をご覧ください。(8月25日放送『news every.』より)