愛子さま卒業 指導教授明かす「明るさ」「粘り強さ」
天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは20日、学習院大学の卒業式に出席されました。卒業論文の指導教授が、愛子さまの「明るさ」「粘り強さ」について明かしました。
学習院大学文学部の中野貴文教授は、卒業論文に取り組まれた愛子さまについて…。「私の宮さまの印象は、朗らかな人、明るい方、そして粘り強く、真摯(しんし)な方というのが、指導教員としての私の印象です。宮さまがこだわられたという点でいうと、とにかく最後の最後まで、自分の言葉で、少しでもよりよくするために、時間をかけられたことだと思っています」
卒業論文は「式子内親王とその和歌の研究」という、中世を代表する女性歌人を取り上げたもので、中野教授は愛子さまと対面で何度も長時間議論を重ねたといいます。
「穏やかな笑顔の愛子さまが一番印象に残っている」と話し、「これから先も、そのようなお姿を拝見できればいいな」と語りました。