大分でドローン操縦者が指の骨を折る大ケガ ドローン事故としては初の調査官指名
大分県九重町で訓練飛行をしていたドローンによる事故が発生し、操縦者が指の骨を折る大ケガをしました。事故原因を調べるため、運輸安全委員会の調査官がドローン事故としては初めて指名されました。
国土交通省によりますと、今月14日、大分県九重町で、農薬散布の訓練飛行をしていたドローンが付近の電柱に接触したため操縦者が近寄ったところ、右手と左の頭部に機体が接触しました。操縦者は、指を骨折する重傷だということです。
国交省は無人航空機の事故に認定し、運輸安全委員会が原因を調べるため航空事故調査官2人を指名しました。ドローン事故で調査官が指名されるのは初めてのことです。
ドローンを製造した会社によると、操縦していたのは20代の男性で、落下した機体に手を伸ばしたことで、回転している機体のプロペラに触れたためケガをしたということです。