警視庁 機動隊員の初級技能検定試験を公開
警視庁の機動隊員が災害現場などで活動するために必要な、初級技能検定試験が11日、初めて公開されました。
11日、警視庁の訓練施設で初公開されたのは、機動隊員が救助活動に必要な基礎的な動作ができるか確認する初級の検定です。
初級検定は毎年春と秋に行われ、今回は3日間にわたって100人近くが参加しますが、初日の11日は、およそ30人がエンジンカッターなどで鉄パイプを切断したり、およそ11メートルの高さから壁を伝って安全に降りたりする実技検定に臨みました。
学科試験と合わせた合否が来週発表される予定で、この初級検定に合格すれば、実際に現場に出て救助活動にあたることができます。
警視庁は、「検定をすることで対応能力を高めていきたい」としています。