オウム後継「アレフ」さい銭箱に現金…お布施か 刑事処分の可能性も
オウム真理教の後継団体・主流派「アレフ」の施設で、さい銭箱からお布施とみられる現金が見つかり、公安調査庁が、再発防止処分違反にあたり、アレフ側が刑事処分に問われる可能性もあるとして調査していることが分かりました。
公安調査庁によりますと、「アレフ」は現在、所有する施設の使用や、お布施など金品の受け取りを禁止される「再発防止処分」を受けていますが、処分期間中の今年4月、埼玉県八潮市にある「アレフ」の施設への立ち入り検査の際に、施設内のさい銭箱から現金が見つかったということです。
この現金が、処分期間中は禁止されているお布施にあたる場合は、再発防止処分違反でアレフ側が刑事処分に問われる可能性もあり、公安調査庁が現在、調査しているということです。
公安調査庁は、「再発防止処分」について、期限を迎える9月以降も行うよう公安審査委員会に求めています。